2.信号に従うこと


今日もお疲れ様です。jimaです。
 
 
今日は道路を車で走る上で最も基本的なルール、信号についてです。
おそらく「信号」と言われて一番にイメージするのが・・・・
 

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この3色の信号機ではないですか?
青(緑?)、黄、赤とありますが、

 

青信号は「進め!」、黄信号は「急いで進め!」だと思ってません??


実はそんな意味ではありませんし、このような信号を一般的には「灯火」の信号と言い、実はこれ以外にも「矢印」「点滅」「手信号」と大きく4つの信号があります。


今日はこの4つの信号の正しい意味や注意点をわかりやすく解説していきます!

 


 
[目次]
1. 大前提
2. 灯火の信号
3. 矢印の信号
4. 点滅の信号
5. 手信号

 

 


1. 大前提


まず各信号の意味を見ていく前に知っておいて欲しいことがあります。


「信号機の信号は信号機に対面する交通に対して意味を表示している」
ということです。

つまり、
 

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① と②の車は正面の赤を守りますし、③の車は正面の青を守ります。
曲がった先の赤を守る必要はないですね!


要は、“正面の信号だけを守ればよい”ということになります!


曲がった先の信号に惑わされないようにしてくださいね!

 

 

それでは各信号の意味を見ていきましょう!

 

・青(緑)の灯火
自動車、原動機付自転車路面電車は、ほかの車や歩行者等の状況が良ければ、
直進し、左折し、右折することができます。
※「車」については用語集を参照してください

これは一般的に思われている「青は進め」と少し違います。
進めといわれればどんな時も進まないといけませんが・・・・

こんな時もありますよね?

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あなたが赤丸のついた車を運転してたとして、正面の信号が青だから!と、どんどん進んでしまえば・・・・
 

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交差する道路の信号が青に変わったとき、左右の車を塞いでしまいますよね?


ですから青の灯火は、
「進め」ではなく、「状況が良ければ進んでもよい」となります。

 


しっかりと前の交通状況を見ながら進みましょう!


「例外」
しかし原付や軽車両で2段階右折をする場合は、進むべきところまで直進した後向きを変え、進むべき方向の信号が青になるまで待ちましょう!
2段階右折については教程6の交差点の通行を参照してくださいね!
軽車両については
直進し、左折できます。右折は必ず2段階右折になりますので原付の2段階右折と同様となります。

 

 

• 黄色の灯火
車や路面電車は停止位置から先へ進んではいけない。しかし黄色になったとき停止位置に近づきすぎていて安全に止まれないのであれば進むことができる。

 


これも一般的に思われている「急いで進め!」とは違います。上記の通り、黄色はどちらかというと赤に近い意味になります。

 

「黄色になったとき~~」の文言の為、急いで進めと勘違いされやすいのですが、急ブレーキになってしまうとかスリップしてしまうなどの危険が考えられれば進んでもよいというだけです。本来は進んではいけないという意味なので間違えないでくださいね!

 

 

• 赤の灯火
車や路面電車は停止位置を越えて進んではいけない

 

一般的に止まれと認識されているものとあまり違いはないですね!ただ、止まれというとその場ですぐに止まれという意味になりますので、停止位置で止まれのほうが正しいですね!

 

 


3.矢印信号
矢印信号は二つあります。ではみていきましょう!
・青の灯火の矢印信号

 

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車は矢印の方向に進むことができる。


左向きの矢印は左折、上向きは直進、右向きは右折と転回(Uターン)もできます。しかしできる右折は小回り右折のみで2段階右折はできません。
※右向きの矢印は右折のみできる等のひっかけ問題に気を付けてくださいね!!

 

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・黄の灯火の矢印
路面電車は矢印の方向に進むことができる」
・・・・・はい、皆さんが道路を運転するうえではあまり関係ありません。黄の矢印は路面電車専用です。間違えて進まないように!

 

 

4.点滅信号

点滅信号も2つあります!灯火の信号と間違えやすいので気を付けましょう!


・黄の灯火の点滅信号
「歩行者、車、路面電車は他の交通に注意して進むことができる」

 

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黄色の点滅信号は上記からわかるように青に近い意味ですよね!周囲に気を配りながら直進し、左折し、右折してください!(右左折は徐行、直進は特に徐行の規定はありません)

 


・赤の灯火の点滅信号
「車や路面電車は、停止位置で一時停止し、安全を確認して進むことができる」

 

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はい!必ず一度停止します!これ、同じ意味の標識があるので合わせて覚えてくださいね!

 


街中でよく見かける、一時停止の標識と同じ意味になります!
忘れず覚えましょう!

 

 

 

5.手信号
まず手信号については信号機の信号よりも優先されます!

 

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もしあなたが赤丸の車を運転していた場合、信号機は青の灯火がついているので進みたいところですが、警察官や交通巡視員が赤の灯火と同じ意味を表示しているので進むことはできません。必ず、手信号を優先させましょう!


で、その手信号についてですが、難しく考えず下記の要領で覚えてくださいね!